「夏ニ至ル」と書いて「夏至」。
この日が来ると本格的な夏へ、ココロのスイッチが入る。
日本および世界中で、太陽を祝福するお祭りが開かれる夏至の日は、
強い陽射しに似合うおにぎりが食べたくなるもの。
梅雨のすき間に、太陽が顔を出すことを祈りつつ、思いっきりほおばりたい。

枝豆といぶりがっこの焼き魚にぎり
夏の到来をほおばる、
混ぜごはんにぎり。
(約4個分)
・炊いたごはん ( 霧降る里のひかり米 ) :2合
・いわしのぬか漬け :1尾
・いぶりがっこ :適量
・茹で枝豆 :適量
・塩 :適量
- いわしのぬか漬けを両面焼き、身をほぐし、骨やトゲを取り除く。
- 炊いたごはんを飯台やボウルなどに移し、1のいわしを混ぜ合わせる。
- 2のごはんを2等分にし、片方に刻んだいぶりがっこ、もう片方に茹でた枝豆を混ぜ合わせる。
- 両手に手水、塩をつけ、ごはんがアツアツのうちに、おにぎりを握る。
※いわしのぬか漬けは、いわしの頭と内臓を落とし、よく掃除し水気を切り、
米ぬか:塩を10:1の割合で混ぜ合わせたものに一晩漬けたもの。
※いわしのぬか漬けがなくても、その時期手に入るものや、一夜干しなどの焼き魚でお試しください。
今回、我らがセレクトしたのが「霧降る里のひかり米」。
熊本、人吉から届いた九州を代表する銘柄ヒノヒカリは、コシヒカリ譲りのもっちり感。
炊き上がりの光輝く様子やそのネーミングも、
太陽を祝福する夏至という日に、ぴったりなのでありました。