八百屋の店先で、いちじくを見つけた。
その名の由来は諸説あるようだが、毎日一つずつ熟すことから「一熟」、
それが変化して「いちじく」になったという説が、
日ごとに増していく夏の暑さにぴたりと重なる。
暑中見舞いを書きながら、いちじくを小鍋でコトコト。
瓶詰めして、したためた手紙とともに、夏らしい柄の手ぬぐいで包む。
美味なる愉しみが詰まった、季節のご挨拶の完成である。

いちじくのコンポート
赤ワインと紅茶で仕上げた
大人のデザート。
(1瓶分)
・和紅茶×わら熟芳 :ティーバッグ2個
・いちじく :4個
・赤ワイン :300ml
・きび糖 :150g
・シナモンスティック :1本

- 鍋にいちじく、赤ワイン、きび糖を入れて、弱火で煮る。ひと煮立ちしたところで、組茶のティーバッグを入れ、5分ほど煮出しティーバッグを取り出す。
- 1にシナモンスティックを入れ、さらに弱火で30分ほどコトコト煮込む。
- 鍋から保存容器に移し、粗熱がとれたら、1のティーバッグを入れて、冷蔵庫で冷やす。
夏のご挨拶に提案するのは、つむぎやの金子が、初めて奥さんの実家を訪れた際に振舞われた思い出のメニュー。
今回、800ごはん流にアレンジしたくて、「和紅茶×わら熟芳」を一緒に煮込む。
わらで香りづけした紅茶が、赤ワインで煮込むいちじくのコンポートに、より深みのある味わいを与えてくれた。
バニラアイスやヨーグルトと合わせれば、お酒にも合う大人のデザートに。















