新茶の季節である。「初物」を有りがたくいただくことは、
四季折々、季節の訪れを愉しむ、日本人ならではの美しい感性。
四季折々、季節の訪れを愉しむ、日本人ならではの美しい感性。
ボジョレーに大騒ぎするのもいいけど、日本茶のヌーヴォーこそ、
まずはしっかりと愉しみたいと思うわけで、
春摘みの茶葉のみずみずしくさわやかな香りを嗅ぐと、日本人でよかったーとしみじみ…
せっかくの新茶をいただくなら、「お茶請け」もお茶尽くしで。
日本茶を使ったおやきなんてものを、作ってみたくなった次第にございます。

釜炒おやき(なすみそ・あんこ)
“一服”も“満腹”も。新茶の季節に愉しむおやき。
(約14個分)
〈おやきの生地〉
・釜炒茶 :大さじ2
・地粉(中力粉) :400g
・ベーキングパウダー :大さじ1
・きび糖 :50g
・水 :約200ml
〈なす味噌のそぼろ風〉
・なす(みじん切り) :2本
・えのき(1cm幅にカット) :1/2束
・味噌 :大さじ2と1/2
・オリーブオイル :大さじ1
・塩こしょう :少々
・きび糖 :小さじ1
・小ねぎ :少々
〈あんこのおやき〉
・つぶあん :210g

- 釜炒茶をフードプロセッサーなどで細かくする。
- ボウルに地粉、ベーキングパウダー、きび糖、1の釜炒茶を入れ、さっくりと混ぜる。
続いて、水を少しずつ加えながら最初はスプーンでかき混ぜ、続いて手を使って、耳たぶくらいの硬さになるまでこねる。 - 生地をボウルに入れたまま、大きめのビニール袋できゅっと閉じて1時間ほど寝かせる。
- 生地を寝かせている間に、なす味噌の具をボウルでよく混ぜて、生地ができるまで冷蔵庫で寝かせる。
- 3の生地を1個50gずつ分割し、優しく丸める。
- 5の生地をのばして広げ、具を入れて包むようにして丸め、閉じ目をしっかり閉じる。
生地をのばすときは、中央を厚めにして、端は薄めにのばすことで、丸めたときに生地の厚さが均等になるようにする。
具はなす味噌なら1個あたり20〜25g、あんこなら30gが目安。 - フライパンに薄くオリーブオイルをしいて、丸めたおやきを両面こんがりと焼いてから、
180℃で予熱しておいたオーブンに入れて、12分ほど焼く。
今回我らが提案させていただいたのは、「釜炒茶」を練りこんだおやき。
さわやかな香りの釜炒茶は、刻むことでより香りが強調され、生地に混ぜ込むことで、ふわっと香りたち、お茶の風味を愉しめます。
この季節、おやきにはよもぎを生地に混ぜ込んだりもしますが、よもぎの個性は、よくも悪くも主張しすぎてしまうもの。
その点「釜炒茶」は、お茶の個性を生地に上品にプラスしてくれる ため、あんこや茄子みそといった、具材のよい引き立て役に。
パンやパンケーキの生地にもマッチしそうです。
















